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通常、1面の金型から2個以上の製品を成形する場合、フレーム内に金型をタテかヨコに並べて配置します。その場合、製品によっては大型の成形機を使用しなければなりません。この ” W取金型 ” では通常のオス型/メス型の間に中間型を配置することにより今まで大型機でしかできなかったものが小型機でも可能となります。成形サイクルも通常の金型と比べても遜色なく、成形コストの削減に貢献いたします。
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一般の金型(オス型/メス型)では半ワリで製作して接着、もしくは製作不可能な形状でも一体モノでの成形が可能となります。後述の ” メカニカルによるアンダーカット部の解決 ” と併用すればより複雑な形状の成形が可能となります。
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参考例のような製品を製作しようとした場合、ピンク色の部分にアンダーカット部が発生します。そこで金型部(青色)をメカニカルで金型内部に自動で引き込むことによりこの問題を解決し一体モノでの成形を可能になります。従来ではこのような製品を一体モノで成形する場合、金型本体の中に ” 置中子 ” を設置する必要があり、成形の度に置中子の分解/離型、組み立て、設置の手間がかかりましたがこのような金型にすることにより成形の自動化を実現し、成形サイクルの短縮が可能となります。
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参考例のような内部にネジ形状を持つ製品はオス型を回転させながら降下させ成型します。
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参考例のピンク色の部分と緑色の部分で異なった倍率の原料を使用した製品の成形が可能です。