参考例のような製品を製作しようとした場合、ピンク色の部分にアンダーカット部が発生します。そこで金型部(青色)をメカニカルで金型内部に自動で引き込むことによりこの問題を解決し一体モノでの成形を可能になります。従来ではこのような製品を一体モノで成形する場合、金型本体の中に ” 置中子 ” を設置する必要があり、成形の度に置中子の分解/離型、組み立て、設置の手間がかかりましたがこのような金型にすることにより成形の自動化を実現し、成形サイクルの短縮が可能となります。